お兄さんだけは言ってくれた
みしかなら 出来る気がする
ありがとうね
その言葉がみしかにとってどんなに重要だったか
みしかに伝えたら、みしかニカーって顔してめちゃくちゃ嬉しそう
ほら、やっぱりみしか登れるんだよ なんて言ってさ
バチュラレット登れたパワーになったそうです
みしかを信じてくれてありがとう
いつも岩に一緒に行ってくれるお兄さん
白道ルーフをどうしてもやりたがっていたみしかに
バチュラレットやって見たら？言ってくれたお陰です
あの一言が 無かったらやってなかった
お兄さんに会ってなかったら今のみしかのクライミングは無かったわ
みしかのクライミングの世界を広げてくれてありがとう
最終日を書く前に先にお礼を言いたかった
DAY5 18日 日曜
今日は風が冷たくて 1番寒かった
みしかは今日絶対登れる気がする！
と朝から言ってた
理由は、みしかのカンだそうで
自信の程は100%だそうだ
ふーん
聞いてて即流してたけど
今思えば有言実行したよなぁ 凄いわ
白道ルーフは やっぱり今日も誰もいない
早速アップをして始めたけれど、手がすぐかじかんで中々繋げるのに一苦労
核心のところに差し掛かると、いつもの様に落ちてきた
落ちてマットの上に大の字になって寝そべって悔しそうに岩を見る
小さな茶色の鳥が、みしかが登るラインをぴょんぴょん歩いてた それをぼーっと見てて
みしかが 強いなぁ‥ぽつんと呟くから
何が？聞くと
鳥は、みしかがずっと落ちてるところノーハンドで上に上がって行けたもん
と大真面目に言われた
そして、よし！！
いきなり立ち上がると、また岩に取り付いた
1手 2手 3手‥
ガンバ
私はそう言ってみしかの動きを見つつ、ラインを見つつマットを移動させる
核心に入った
わけわからん左手のやつは、指2本のほんの僅かな先っちょでつまむような感じらしい
しかもある程度身体が上がらないとつまめる体制にならないみたいで凄い大変だそう
そこでまたずっとうんうんやってた
あーまた落ちるんかなぁ
なんてマットの位置確認しつつ見ていたら
うんうんいってたみしかが、次の右手を取った
そしてもう一手
掴んだ！
またもう一手！！
そして、そこからちょいランジ ‥落ちた
思ってたより悪いよ！！
みしかが即、叫んで言った
もうみしかビックリしたー
ポッケ大きくて深そうだからいいかと思ったのになぁ😫
核心超えて行けるかと思ったら、予想以上にけっこうずっと悪いのが続くらしい
みしかの言った言葉に驚いた
まぁ白道ルーフだもんね
核心超えたらおっけーやなんて
甘いわけないか‥
でもみしか的には、あそこまで行ったから今日登れるという自信がやっぱりあるらしい
10分くらい休んで、また登るそうだ
今日は冷たい風が絶えず吹いていて、ダウンだけじゃ辛い ブランケットに包まって爪先と腕をマッサージしながら回復するのを待った
何分くらいたったのだろう
みしか上まで登る 終わらせる
突然 言った
みしかは立ち上がって また岩に取り付く
核心までは随分スンナリ登れるようになってきてる
あっという間に核心の所まできた
ここからは見てるこっちまで力が入る
私は心の中で夢中で叫んでた
オチルナ オチルナ ミシカガンバ ガンバレ
みしかは そこを一生懸命持って引き上げた
オチルナ オチルナ モウスコシ モウスコシ
見てて心臓がばくばくした
ゆっくりゆっくり核心の所を超え、たてピンチを掴み ポッケに手を入れて その次は
さっき落ちた箇所
思い切って 掴みに行く 掴んで足が一瞬切れる
ダメか‥そんな気持ちが一瞬よぎったけど
みしかは離すもんかとしっかり掴んでた
そのあとはもう 慎重にゆっくり ゆっくり登って行く
できたぁぁぁー
みしかの力のない声
たまっこマット早く早く！
そして降りてきたみしかは、次あれ登る
もう違う岩を考えてた
😌
やっと書き終わった！
文章書くのは下手やし苦手
鳳来まで下道運転するよりも疲れた
一つ後悔してる事がある
それは動画撮らなかった事、私は本気で登れないと思っていたから撮らなかった
なんで撮らなかったんやろう
すごく後悔してる 写真も全然撮ってない
これから動画撮っても もう載せるつもりはないけど、思い出にとっておけばよかったなぁ😔
