THE POWER OF DREAMS

まぁ、いろいろ おいおい

続 長かった十六夜 瑞牆

そう、あれから数週間後‥

十六夜の前に2人はいる

今日は誰も居ない

この前きた時は日中は暖かかったのに、いつの間にか秋の風が肌寒く感じる季節になってた

 

出発する時、車の中でみしかが言った

今日は登れる!!!

 

登り始めたら いつも通り  やっぱりあそこで落ちてる

やっぱりそうか‥なんてため息ついた時

お兄ちゃんが教えてくれたシューズ履いてみる!

と言って履いて登りだした

いつもの通り足を組み替えて

自分を信じる     わたしはできる   わたしはできる   わたしはできる    わたしはできる

心の中で必死になって呟く

そーっと ゆっくり  ゆっくり  そろーっと

左足に集中する  

だいじょうぶ  だいじょうぶ  だいじょうぶ

何度も心の中で叫んでる

 

    最初の一歩

 

 

!!!!  踏めてる!!!!!

やっとだ  今やっとここまできた

でも、そこからまだまだ   よろこんだらあかん

 

そーっと    一歩   

 

あと少し  あと少し  おちつけ  おちつけ

 

一歩!!

 

ポッケとれた!!!

そこからリップ!!

 

でもリップは掴めるところまで届かず落ちた

 

かなり上から落ちてきたから  勢いよく落ちてくる

とてもハラハラした

 

でもリップまで行ったから次登る!

本人はやる気だ

 

また始めから

一歩   一歩   一歩  一歩

今度はリップの奥まで手を伸ばす

 

落ちるな落ちるな

私は叫んでた

たまたまマット背負って上がってきた2人のお兄さんが、みしかがリップの所にいるもんだから、ビックリして走ってきてスポットしてくれた

そこからはもう夢を見てるようだった

スラブが嫌いで、ジムで登らないと言ったみしか

もともと十六夜はスラブ嫌いのみしかに、岩は好きなんだからやってみればと言われ、たまたまはじめただけなのに

気がついたらすっかりハマってしまってた

 

十六夜をやってよかった

登れてうれしい

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でも、ここからがはじまり