THE POWER OF DREAMS

まぁ、いろいろ おいおい

もうここは無理やわ 某岩場

世の中、目に見えんもんなんて信じない

ほんまに昔からそう思ってる

見えてたとしても信じません

だからここに書く話は たまっこの妄想やということで‥  読んでも気にせんといてください

なんで書くかというと

まぁここまでのは中々ない経験やから!

 

こういう類苦手な人はここで戻りましょう😫

 

 

台風が来て大洪水の翌日  何年振りかな?忘れたけど随分久しぶりにここに来ました

実は 初めて来た時から必ず不思議?な事があって、でも大した事ないから忘れてた

それは初めて来た時、対岸に白い人が岩の上から顔出してあて

ああ、あそこに課題があるんだなぁと思って我々は帰った

それから何年か後  帰りにこっち側の離れた岩に白い人が登ってた

まぁクライマーかな?ぐらいしか思わんかった

そして今年の秋 台風開けにここに久しぶり訪れる

白い人が まぁ少し近い岩の上に座ってた

いつも見てて違和感が少しあったけど、すぐ忘れてたから自分の中で大した事じゃないんやと思う

 

さてここからが本題

台風開けにやった岩が、なんと驚く事にもうリップ取りまでというとこに来た

なので続きをしに翌週また行く事にした

ここのエリアは静かで綺麗でやっぱり好きだ

1日目はやっぱりリップ手前落ちで終了

2日目は最終日やったから、あともう少しやし少し残って遅くまで粘ってた(と言っても5時過ぎ  あたりは真っ暗)

夕方薄暗くなるにつれ、同じ岩をやってた人々はみんな帰ってしまい、たまっことみしかの2人だけ  ぽつーん

ヘッデン点けてやってたけど、とてもあたりは静か

なハズが‥もっと奥の方からずりっずりっ‥パシャん  ずりっずりっ‥ぽしゃん

なんか不思議な音が気のせいかこっちに向かってるような‥

気のせいかもと マットの上に2人で並んで岩を見つめる  増水してたから後ろはゴウゴウ音を立てて流れてる川がすぐ後ろにある   だから マット一枚分しか足場が取れない

暫く岩を眺めて、みしか!  話しかけると、みしかは固まってて何も言わない

??と思って話しかけようとしたら、みしかが急に登る!!と言い出したからビックリした

よくわからんけどガンバ!

おうえんしたけど、やっぱり上の同じとこで落ちてくる

落ちて来たみしかに声かけようとしたら、みしかが、たまっこみしかの手引っ張らないよね?と聞いて来た 

急に何言ってんだ?と思いつつ、ずっと嫌な感じがしてたので  よくよく聞いたら

たまっこの逆側から女の人の手が、みしかの手をぎゅっと掴んで後ろに引っ張った‥と、こわばった顔で言う  

すぐ後ろは増水でゴーゴー唸ってる河

あーなんなん   このなんとも言えない予感

ふと後ろの川を見ると  遠くに青いのがいて

左の方からはジャリジャリ‥ジャポン

またあの音が聞こえる

それもかなり近くなってる!!

青いのと、あともう1ついるけど、それは別に大丈夫みたい

でもこの近ずいてくる音

これはかなりやばい!!!

京都に住んでたとき以来だ!

自分の中で危険信号の鐘が鳴ってる

しかも今  多分ななめ後ろにいる

やばい!やばい!やばい!これはやばい!!

なんか久しぶりの感覚

みしかに離れないでと告げて、急いで片付けて帰るよ!負けないように大きな声で言った

それから絶対振り返るな  とも

絶対負けちゃいけない  強い気持ちを持つようにする

信じてはいないけど、本当にやばいと感じた

急いで片付けて、ふと気になってしまった

我慢できんくて下目遣いで足元の隙間から少し見てしまった

 

ブーツ?? 多分ブーツ??

 

ああ‥もう見るんじゃなかった‥

好奇心のかたまりの自分の性格を恨むわ

もう  大きな声で歌を歌い

みしかと急いで帰る

もう必死だ

それから2度と後ろは絶対見なかった

山を上がる手前までくれば安心だと

なぜかそう思った

もうすぐだ‥もうすぐで安全になる

近くなのが危機は抜けた気がして少しほっとした

その瞬間  遠くの岩に日本人形みたいな女の子がふっといて  哀しいような何とも言えない表情してた

私は心の中でごめんね  言った

 

山を上がって車に着いてから、みしかと話をした

色んな話をだ

 

きっとヘッデン点けてやったのが悪いんやと思う

明るいうちやったら大丈夫だったのに反省

ナイトはもうせんわ

 

ちなみに未だにこの事は信じない事にしてる

だって、あんなことありえんでしょ!!