岩は世代を超えていつの時代でも共有出来るから素晴らしいんだよ
と昔先輩クライマーさんが語ってくれました
岩でいつでも同じ課題が登れることが普通で当たり前のことやと思っていた我々にハッと気づかせてくれた言葉でした
岩から始めた我々ですが
幸いなことに、みしかは小さい頃から周りの岩クライマーさん達から厳しく、時には優しく見守ってもらい
あえてみしかに教えるわけではないけど、その先輩達の岩クライマーとしての背中を見て育ちました
先輩クライマー達の岩に対する想いは真剣で、
ブラシにもワイヤーを使わない、液体チョークはロジンフリーじゃないと岩についたら落ちないからダメ チョークを岩に無駄に付けないとか、ティップマークを消すそんなの当たり前のことで
クライマーが岩に登っているのではなく、我々は遊ばせてもらっているのだから自然に感謝しないといけないよ
とよく言われたものです
そうやってずっと岩場が守られてきました
そこにあるのは当たり前で当たり前の事じゃないのです
今チッピングの話が凄い問題になっていますね
ダメなのは勿論ですが
先輩方から感じた事学んだ事を、次の世代にどうやって伝えられるか
その姿勢を岩場で見せてるのか、とても大事な気がします
クライミングとは何なのか
今一度きちんと考えるべきなのかも知れません
先輩方の背中を見て、本当のクライマーになりたいと言ったみしか
あれから少しでも憧れの先輩方に近付いていたらいいのだけど
開拓者が何故こんな課題をつけたのか、登って知りたいのが山ほどあるし
昔登った課題をまた登ってみる楽しみもしたい
目標にしてる課題だってある
まだまだ岩に遊んでもらうことは沢山ある
全く飽きずに、一生懸命岩に話しかけている変な人ですが、
みしかが先輩方から感じた事をきちんと伝えられるクライマーに成長していって欲しいと思います
クライミングをしてるのだから