ここ2年以上呪いがかってる
でもそれも今シーズンでおさらば
先週久しぶりに二子に行ったら雨と霧でよく見えなくて残念だったけど、素敵なLINEに出逢ったので、翌週また二子に行ったらヤッタネ
久しぶりの晴れ
晴れというか灼熱やったけど‥
みしかが、山が遠くまで綺麗に見えるよ
空が青いよー!
とビックリするくらい景色はよかった
まぁそんだけ青空見てないという事やけど
ローソクに着いて今日はどうするのか聞いたら、折角だから綺麗な景色が見れる高いところ行きたいなぁというので上に上がる
この前触って見て素敵なLINEだとビビッときた中秋をする事にしたらしい
テラスに上がったら景色は確かに綺麗
だけど暑い‥暑いというか灼熱で痛い‥LINE見ても眩しくてよく見えない、それに日差しで目が痛い。対岸のローソクの木陰が恋しいよ
猛暑の中、みしかが目を細めて見上げている横で、私はローソクいいなぁ、ローソク楽しそうだよ、ローソク行きたいなぁ
ずーっと言ってたのに完全無視されたどころか私の願いも虚しく、取り敢えず来たからには一回やるという事になってしまった
元々下から見ても何処にスタンスがあるかわからなかったけど、岩がギラギラしててよりわからないし、4ピンメまでヌンチャクを際どい体制でかけていくのでビレイはちょい緊張した
で、4ピンメのヌンかける手前のホールドがみしかにとって1番取るのが難しくて、
右手クロスで取って足を載せ替えるのだけど、まさかの右手が掴めたもんだから、ヨシこれはいけると思い足載せ替えようとしたら滑って落ちてしまった
イタ〜ッみしかの声
プランプランぶら下がっている
惜しかったのになぁ、とガッカリしながらズボン捲り上げてスネの出血を見て、滑った〜と苦笑い
お気に入りのパンツを履いていたから破けなくてよかったと言ってきた
これ動きやすいからいいんだよね
一回目落ちて、すぐ仕切り直しのハズが、暑さにやられたのか、みしかが頭痛くてなんか怠いと言うので木陰に移動、日差しが少し弱まるまで待機する事にした
木陰で爆睡して、起きたらぼーっと景色を見る
周りの山を見て何の山だろうとか
遠くの空を見て、あの空の先は何処の国に繋がってるのかなとか2人で想像して話したりしてた
時々くるハチがブンブン言いながら花にとまっている蝶々をいじめてる。みしかが暑いんだからそんな意地悪しなくてもいいのにね
と言って、アーッコラ蜂!意地悪するとバチ当たるよ!と真剣に蜂に話しかけてたのがおかしかったりした
まぁとにかく暑さでダラダラしてた
そんなこんなで何時間か経って風が少しずつ吹いてきた気がする
陽射しの強さはかわらないけど、風が少しでもあるだけマシな気がする
このままだと1回だけやって帰る事になってイヤだから、またやるとみしかが言ってきた
でも暑すぎてぬめってるから今日は後一回だけにして、下降りるというのでラスト一回やる準備をする
水分はちゃんと取った、準備もした、安全確認もOK
岩をしばらく見つめてから、岩の前で深く深呼吸する
オネガイシマス
とても静かだった
ゆっくりゆっくり慎重に登っていく、1ピン目、2ぴん目、クリップも上手くいっている
3ピン目‥上手く抜けた
そして4ピン目‥心臓の音がドクドク聞こえる
掴めた! そして足の乗せ替え
ホッとした
気は抜けないけど、希望は見えてきた
そこからみしかの姿は見えない、時々ロープがズリッズリッと上に上がっていくのを感じて登ってるのがわかる
しばらくしてテンショーン!!声が聞こえた
今日1番元気な嬉しそうな声だった
景色が綺麗だから見てると言って回収の時は、中々降りてくれなくて困ったけど(お陰で回収時間が長すぎて日が沈んできた)
たしかにずっと見ていたくなるような本当に綺麗な景色だった
1日の終わりに、山の上でみしかがオカリナ弾いてくれた
みしかの音はたどたどしかったけど、山のせいか凄く心に感じた
ほんとはビール飲みたかったけど、帰りに寄ったマックのオレンジジュースLがすごく美味しかった